土の中の水分を見える化 — かん水管理の決め手
作物の生育と品質は、根が利用できる土壌中の水分量に大きく左右されます。土壌水分を「勘」ではなく数値で把握することで、過不足のないかん水(灌水)や、乾燥ストレスを活かした高品質栽培が可能になります。
土壌水分センサ SM150T(日本環境計測株式会社製)は、信頼性の高いADR法(振幅領域反射測定法)を継承した土壌水分センサです。土壌の誘電率から体積含水率を測定し、温度補正によって季節や日変化の影響を抑えた安定した計測を実現します。小型・堅牢な設計で、長期間の屋外設置にも対応します。
計測した土壌水分データは、IoTゲートウェイ「Norman mini」に接続することでクラウドへ送信され、いつでも閲覧・活用できます。
活用シーン
- かん水(灌水)タイミング・水量の最適化と節水
- 乾燥ストレスの見える化による高糖度・高品質栽培(かんきつ等)
- 過湿・根腐れの防止と排水管理
- 圃場ごとの土壌水分のばらつき把握
- 降雨・かん水後の水分浸透・乾燥プロセスのモニタリング
FEATURES
製品の特長
ADR法で高精度計測
信頼性の高いADR法(振幅領域反射測定法)を継承。土壌の誘電率から体積含水率を安定して測定し、土の中の水分量を高い精度で見える化します。
温度補正で安定計測
温度の影響を補正することで、季節変化や日中の地温変動による計測誤差を抑制。長期間にわたり安定した土壌水分データを取得できます。
IoTクラウド連携
Norman miniに接続すれば、土壌水分データをクラウドへ自動送信。Sapflow Monitorからいつでもどこでも確認できます。
SYSTEM
利用構成
土壌水分センサ SM150T は、IoTゲートウェイ「Norman mini」と組み合わせてご利用いただきます。圃場の土中に設置したセンサが計測した土壌水分データは、Norman miniを介してクラウドへ送信され、ブラウザ上のクラウドアプリケーション「Sapflow Monitor」(cloud.agrishot.com)からいつでも閲覧できます。
樹液流・温湿度・日射などのデータと併せて記録することで、かん水の意思決定や乾燥ストレス管理を、データに基づいて行えます。
土壌水分センサ
SM150T
圃場の土中に設置し
土壌水分を計測
アグリショット
クラウド基盤
セットアップの流れ:センサを計測したい深さの土中に設置 → センサコネクタを Norman mini の ch1〜4 に接続 → Norman mini の電源を入れると、設定不要で計測・送信が開始されます。閲覧には Sapflow Monitor のユーザーアカウント(有料)が必要です。詳細は取扱マニュアルをご参照ください。
SPECIFICATION
製品仕様
| 製品名 | 土壌水分センサ SM150T(Soil Moisture Sensor) |
|---|---|
| 製造元 | 日本環境計測株式会社 |
| 計測対象 | 土壌の体積含水率(土壌水分量) |
| 計測原理 | ADR法(振幅領域反射測定法)を継承 |
| 特長 | 温度補正による安定計測/小型・堅牢・高信頼性 |
| 接続ゲートウェイ | Norman mini |
| 主な用途 | かん水管理の最適化、乾燥ストレスの見える化、過湿・根腐れの防止 |
※ 詳細な寸法・電気的仕様・測定範囲・対応土壌などは、用途に応じてご案内いたします。お気軽にお問い合わせください。